こんにちは、タロです!
知性や体力、身長や肥満などの身体的特徴など、
ありとあらゆるものが遺伝すると言われていますが、アトピー性皮膚炎はどうなのでしょうか。
今回はアトピーの遺伝性と予防策ついて解説させていただきます。
目次
アトピー性皮膚炎は遺伝するのか
結論から申し上げますと「遺伝する」です。
アトピーが遺伝する確率は、両親のどちらかがアトピーの場合は約30%、両親ともにアトピーの場合で約50%といわれています。
しかし、両親ともにアトピーでない場合も、日本人は元々アトピー素因を持っており、約10%で発症してしまうようです。
また、遺伝以外でもダニやほこり等のアレルギーの原因にさらされ続けるとアトピーになる可能性があります。
そのため、アトピーが発症しにくい環境を作ることがとても大切なのです。
妊娠中に予防できるか
残念ながら妊娠中に予防できるかどうかはっきりと分かっていないようです。
ですが、妊娠中の食生活を整えることでアレルギー体質になりにくくすることが推奨されています。
妊娠中から肉や乳製品、卵などの動物性タンパク質を過剰に摂取しないように心掛け、
一日に必要な栄養素を適切に摂取し、野菜を中心に生活し、納豆やヨーグルトなどの発酵食品などを取り入れると良いとされています。
赤ちゃんのためにできること
アトピー性皮膚炎の原因は、多くの場合は乾燥肌です。
乾燥してバリア機能の低下した皮膚からは、アレルギーの原因になる物質が侵入しやすく、アトピーが発症しやすくなります。
特に生まれたての赤ちゃんの肌は非常に乾燥しやすくデリケートです。
そのため、アトピーの発症を抑えるには、常に保湿を心掛けることが大切です。
まとめ
今回はアトピー性皮膚炎の遺伝性について解説させていただきました。
将来的にはアレルギーの予防接種などが検討させているようです。
アトピーを発症させない、または症状を抑えるためには普段の食生活の見直しと肌のケア(保湿)をしっかりと行うようにしましょう!
