こんにちは、タロです!
今回は簡単に始められて、楽しく続けられる漫画学習法についてお伝えします。
留学していた頃、リーディング力を鍛えるために英字新聞や小説にチャレンジしましたが、
興味のあるトピックがなかったり、内容が難しくて理解できなかったり、となかなか継続することが出来ませんでした。
そんなある日、図書館での出会いが私の英語生活を一変させました。
そうです、日本が世界に誇る「漫画」です。
子供のころから大好きで慣れ親しんだ漫画は、英語に訳されていても夢中で読むことができました。
英語は多読することによってリーディング力を飛躍的に向上させることができます。
もし、今みなさんが私と同じように苦しみながら英字新聞を読んでいるのなら、
日本人向けの最強の英語教材「漫画/MANGA」を多読に活用してみませんか?
目次
多読とは?
多読とは、大量の理解できる文章を読むことです。
そのため多読を実践する際、いくつかの守るべきルールがあります。
守りたい多読ルール
- 辞書は引かない
- 分からないところは飛ばして読む
- つまなかったら読むのをやめる
多読は大量のインプットによる知識獲得と共に、英語脳を作ることを目的としています。
辞書を引かなければ分からない内容なら、レベルに合っていない可能性があるので、漫画を変えてみるのがいいと思います。
多読の効果
多読することによって得られる効果は大きく下記3点になります。
・リーディング力の向上
・英語脳になる
それぞれざっくりと解説していきます。
リーディング力の向上
これは言わずもがな、読めば読むほどリーディング時の速度と理解力が上がるというところです。
文の構造や単語一つ一つを丁寧に分析して100%分の意味を理解する「精読」と比べて、
多読の方がリーディング力向上に効果があったという研究結果が出ているそうです。
英語脳を作る
多読により何度も繰り返し同じような単語や文を目にすることにより潜在記憶として残り、
無意識に理解できるようになります。
※自転車の乗り方なんかも一緒ですね。
無意識というのは、英語を英語のまま理解できる英語脳になるということです。
英語脳を作るとリーディング力のみならず、総合的な英語力アップが可能です。
リスニングであれば、私たちは英語の音を聞いた後に、無意識に日本語に訳そうとするそうです。
英語脳を作ることができれば、
英語を聞く⇒日本語に訳す⇒意味を理解する
から
英語を聞く⇒意味を理解する
というプロセスとなり、意味理解の速度が上がる=リスニング力の向上となります。
英語学習におすすめの一冊
なんとなく多読のルールと効果は理解してもらえたでしょうか?
最後に数千冊は読んだであろう漫画愛好家(自称)の私がおすすめの漫画を紹介します。

矢沢あいさん原作の「NANA」です!
2000年から「Cookie」で連載されていて、21巻まで出ていますが、現在は休載しています。
同じ日に同じ新幹線で上京して席が隣同士になった小松奈々と大崎ナナという二人のNANAを中心に描かれる恋愛漫画…いや、バイブルです。
様々な言語で翻訳版も出ているくらい、日本国内だけななく海外でも非常に人気の高い作品です。
2005年に実写映画化、2006年にはアニメ化もされ、社会現象ともなりました。
※その後の続編はご存じの通りです。
私も多読の一環としてジャンルも幅広く読んできましたが、
NANAほどスラスラ読めて、英訳が分かりやすい漫画に出会うことはありませんでした。
作中に出てくる単語や表現も難しいものがあまりなく、
恋愛物という点で日常会話シーンが中心で、シチュエーション理解もしやすいので
英語初心者の方でも読みやすいと思います。
全国民を震え上がらせた伝説のセリフです。(笑)
英訳でどんな表現になっているのか、確かめていただければと思います。
ちなみに私の推しは
ヤスです。
ヤスのイケメンさに共感いただくためにも、ぜひ原作を読んでもらえたら嬉しいです。
まとめ
いかがだったでしょうか。
日本が世界に誇る漫画を存分に活用した英語学習方法なら
漫画学習で身に付くこと
・幅広い語彙・表現の獲得
・リーディング力の向上
・英語脳になる
とこんなに効果的でありながら、楽しんで続けることができます。
今回私がおすすめした漫画は「NANA」ですが、
基本的にはどんなジャンルのものでも良いと思います。
・なかなかモチベーションが保てない
・参考書を読むのに疲れた
など、今の学習方法に悩んでいたらぜひ「漫画学習法」を試してもらえたら嬉しいです。
